杉並で、障害当事者の自立生活実現をめざす取組みの紹介です。


by tukurukai
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農芸高校の奉仕授業を通して障害者の理解を深める

農芸高校の奉仕授業を通して障害者の理解を深める


十月、農芸高校の生徒さんが「奉仕の授業」として支援センターすだちに今年度も来所された。

** 施設見学 **

一回目はクラスを半数ずつ二日間に分けて支援センターすだちへ訪問下さった。センターの仕事内容説明と併設のすだちの里すぎなみを見学された。
相談支援の概略を説明すると「やりがいがあることはどんな事か?」「職員に向いている人、準備等必要な事があれば教えてほしい」との質問があった。回答はそれぞれ、「みんな素直で優しいので支援する際に癒される」、「色々な分野で学び経験してきた人がいる。センター等に来ていただければお伝えできることがある」と。
また、実際に入居者が生活している場や働いている所を見学頂くと、「個人の部屋があって良い」「言われたことだけ仕事を行うのではなく、自発的に行動していると感じた」等の感想や「施設内にヘルメットがたくさんあったが、防災訓練を定期的に行っているのか」といった質問あがった。防災訓練を定期的行い、夜間の少ない職員体制での万が一に備えている。

** 擬似体験 **

二回目の奉仕授業では、障害の疑似体験をしていただいた。
アイマスクをつけて白杖、車いす操作、錘の入ったジャケットを着用し、肘膝が曲がりにくいようにサポーターを着けたりして加齢体験をした。それぞれ一人での体験と、支援する側とされる側の体験をしてもらった。実際に不便なところや支援が必要なところ、支援した側として気をつけることなどを実感してもらった。
今回の経験を通して、ボランティア活動等に興味を持っていただけたら嬉しく思う
by tukurukai | 2010-11-18 22:40